アクリル樹脂塗料

●良いところ:塗料値段が安い、短期的なイメージ表現に最適、初期色相に見劣りしない、作業性が良い。
●悪いところ:耐久性が低い、色あせが早い、艶が無くなるのが早い。


【同系統・改良品】

(ビュアアクリル樹脂塗料)→ 樹脂中の不純物を取りき除いて作られた純度の高い塗料。塗料値段は高いが、フッ素樹脂程度の耐久性あり → 長持ち
(アクリル樹脂系非水分散形塗料)→ 樹脂を溶媒させて塗膜を形成させるのではなく、樹脂を粒子化させ分散している樹脂を結合させて塗膜を形成する塗料 → 塗膜が緻密で強固

【塗装単価(㎡)】

塗装単価(㎡)→ 1,140円〜 ※基本工程
※基本工程『高圧洗浄(水洗い)+下塗り塗装(錆止め塗りなど)+中塗り塗装+上塗り塗装)の3回塗りに掛かる平米単価(㎡/円)』

【耐久年数(年)】

3~5年 ※改良品などを除く
※改良品 → 5年~製品対応年数 ※多種多様の期待年数があるため、記載を割愛します。

ウレタン樹脂塗料

●良いところ:塗料値段はやや安い、下地伸縮に追随性がある、色艶に光沢がある、作業性が良い。
●悪いところ:耐久性は低い、色あせが早い、紫外線にやや弱い、耐湿性に劣る。


【同系統・改良品】

2液形ポリウレタン樹脂塗料 → 高分子の特性を生かした緻密で密着性があり、耐候性をより高めた配合塗料で、一般のウレタン樹脂塗料より少しだけ値段は高め → 多機能で長持ち

【塗装単価(㎡)】

塗装単価(㎡)→ 1,320円~ ※基本工程
※基本工程『高圧洗浄(水洗い)+下塗り塗装(錆止め塗りなど)+中塗り塗装+上塗り塗装)の3回塗りに掛かる平米単価(㎡/円)』

【耐久年数(年)】

5~7年 ※改良品などを除く
※改良品 → 7年~製品対応年数 ※多種多様の期待年数があるため、記載を割愛します。

シリコン樹脂塗料

●良いところ:性能バランスが良く、塗料値段も手頃で費用対効果を考えれば、一番お買い得な塗料。
●悪いところ:特にありませんが、今一番人気の塗料種類ということもあり、各製造所(メーカー)が同種製品を販売しているため価格や性能にバラつきが出始めた感がある。また、発売からの実績が10年以内の製品も多く、これからの状態や結果次第では数ある製品の中からも不具合が見つかる可能性がある。


【同系統・改良品】

性能を付け加えた新製品と言え、今のところ代わり栄えに差が無い製品が多く発売されている。
上記のような理由から甲乙付けがたい種類の1つとして注視したい塗料 → やや高値設定

【塗装単価(㎡)】

塗装単価(㎡)→ 1,680円~ ※基本工程
※基本工程『高圧洗浄(水洗い)+下塗り塗装(錆止め塗りなど)+中塗り塗装+上塗り塗装)の3回塗りに掛かる平米単価(㎡/円)』

【耐久年数(年)】

7~10年 ※改良品などを除く
※改良品 → 7年~製品対応年数 ※多種多様の期待年数があるため、記載を割愛します。

フッ素樹脂塗料

●良いところ:超低汚染性である、酸性雨に強い耐薬品性がある、耐久性が抜群、新築時に採用で効果あり。
●悪いところ:塗料値段が高い、作業性が悪い、塗装条件に厳しい、他の欠陥予測に配慮が必要。


【同系統・改良品】

水性フッ素樹脂塗料 → 塗膜形成の関係で、やや耐久性が低くなる理論がある塗料。塗料値段は高いが、使われる用途が広がり → 適材適所の塗装価値が上がる

【塗装単価(㎡)】

塗装単価(㎡)→ 2,640円~ ※基本工程
※基本工程『高圧洗浄(水洗い)+下塗り塗装(錆止め塗りなど)+中塗り塗装+上塗り塗装)の3回塗りに掛かる平米単価(㎡/円)』

【耐久年数(年)】

13~16年 ※改良品などを除く
※改良品 → 13年~製品対応年数 ※多種多様の期待年数があるため、記載を割愛します。